各分野で活躍するブロックチェーン
1.銀行分野
各国の銀行システムをブロックチェーン網で接続することで、銀行から銀行へ直接決済ができるようになり、なおかつ迅速な決済が可能になります。
そのため、国際送金に要する日数が減り、さらにこれまでかかっていた支払い処理や仲介手続きのコストが削減できる点がメリットです。
また、現在銀行が担っている取引監視業務が、すべてブロックチェーン上のスマートコントラクトで置き換えられるようになる可能性もあります。
2.証券分野
証券会社のポストトレード業務(たとえば市場での取引成立後各講座への取引配分、取引内容の通知、資金や証券の決済、ステートメント作成業務など)、デリバティブ商品・シンジケートローンの取り扱いにおける情報共有、スマートコントラクトを用いた契約執行などの活用が期待されています。
3.地域通貨分野
地域通貨やポイントのような法定通貨(米ドルや日本円など)ではない価値情報のやりとりが行われるかもしれません。
(参考文献:この一冊でまるごとわかるブロックチェーン&ビットコイン/日経BPムック,2016)
更新履歴
- (2016/12/16)暗号通貨の特徴(メリット)を更新しました
- (2016/12/16)暗号通貨の歴史(2008年〜2015年)を更新しました
- (2016/12/16)暗号通貨の特徴(デメリット)を更新しました
- (2016/12/16)ブロックチェーンの特徴(メリット)を更新しました